都高進より第1回大学進学指導研究協議会開催のご報告
過日、令和5年6月22日(木)に工学院大学にて令和5年度大学進学指導研究協議会を開催いたしました。冒頭、都高進会長の東京都立八王子拓真高等学校林達也校長先生よりご挨拶いただきました。続いて会場校挨拶として工学院大学副学長蒲池みゆき様よりご挨拶いただきました。
本部会では昨年より、年3回(6月と7月、12月)に研究協議会を開催しています。第1回大学進学指導研究協議会は、工学院大学情報学部情報デザイン学科教授、田中久弥氏を講師にお招きし、「なぜ数理・データサイエンス・AIを学ぶのか」というテーマでご講演いただきました。田中先生におかれましては、昨年の研究協議会で数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度による新しいデジタル人材育成について説明していただきました。今回の講演で、数理・データサイエンス・AIについての理解とその必要性について改めて確認することができました。また、ChatGPTで学びを得るには質問力と検証力が必要とのお話も大変印象的でした。講演の後半では、事前の質問事項に対して具体的な事例を数多く紹介され、丁寧な説明とご回答いただきました。第2部講演では、東京都立立川高等学校情報科指導教諭、佐藤義弘先生より、「情報Ⅰ」について学校現場での指導の状況を発表していただきました。高校での情報教育の課題として、指導内容や教員の不足の問題を指摘されました。
今回も数多くの方々のご協力のもと、今年度最初の大学進学指導研究協議会を無事に開催できましたこと改めまして皆さまに深く感謝申し上げます。昨年から引き続き会場を提供していただいた工学院大学様には、改めて深く御礼申し上げます。また、講師を引き受けていただいた工学院大学情報学部情報デザイン学科田中久弥先生と東京都立立川高等学校情報科指導教諭佐藤義弘先生におかれましては、特段のご協力とご配慮をいただき感謝の意を表します。
今回参加していただいた先生方からの感想やご意見を参考に、今後とも役立つ研究会、見学会を企画して参りますので、先生方の積極的なご参加をいただければうれしく思います。
東京都高等学校進路指導協議会(都高進) 事務局