2011年12月7日水曜日

2011年3月卒『新規学卒者決定初任給調査結果』の概要について

社団法人日本経済団体連合会が、10月に「2011年3月卒『新規学卒者決定初任給調査結果』の概要」を報告しています。
今年の初任給調査結果のポイント
  1. 学歴別の初任給上昇率は0.00%~0.20%でほぼ横ばい。
  2. 「3,000人以上」規模の初任給より、「3,000人未満」規模の初任給の方が高い傾向がみられる。高校卒現業系では「100~299人」規模が、高校卒事務系では「300~499人」規模が、それぞれ最も高い金額になっている。
  3. 前年の初任給を据え置いた企業の割合は2年連続して9割を超え(91.8%)、過去最高であった。
調査要領
調査対象:経団連企業会員および東京経営者協会会員企業1,921社
調査期間:2011年5月23日~6月20日
回答状況:集計企業数488社(有効回答率25.4%)
(製造業53.7%、非製造業46.3% 従業員規模500人以上規模78.9%)
 調査対象の企業が、就職対象企業のすべてではないためまったく同じ状況であるとは言えませんが、参考になると思います。
しかし、改めて過去10年間の初任給の推移をみると、「右肩上がりの経済」が終わった事を感じます。厳しい時代になったものです。だからこそ、生徒たちにはきちんと就職をしてもらわないといけないですね。
ご参考までに。
都高進(東京都高等学校進路指導協議会)事務局

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