都高進より「大学進学指導研究協議会」開催のご報告
令和2年10月13日(火)に専門学校東京テクニカルカレッジ様をお借りして、「令和2年度大学進学研究協議会」を開催いたしました。本来であれば7月に開催すべきところ、コロナ禍で今年は10月に入っての総会に引き続きの開催となりました。
今回はまず第Ⅰ部で代々木ゼミナール教育事業推進本部本部長の佐藤雄太郎氏による、「2021年度大学入試の動向-学校推薦型・総合型選抜の実施状況とこれからの『共通テスト』『一般選抜』に向けて-」というテーマでのご講演がありました。新入試制度の主な変更点および新傾向の問題についての解説など、最新の情報を得ることができました。またコロナ禍での入試対応について、現時点で判明している点についてご説明していただくなど、大変有用な情報となりました。とりわけ、唐突に始まったオンラインによる推薦入試の面接試験等、高校で十分な対応が取れないケースも報告されており、あらためて大学、高校双方で、認識を共有することの大切さを実感した次第です。
また第Ⅱ部では東京テクニカルカレッジの白井雅哲校長先生にご登壇いただき、「自分らしく社会で活躍するために」と題して、「リカレント教育の現状から高等教育のあり方を考える」という内容でご講演がありました。冒頭でVTRのご紹介などもあり、大学を卒業した後、再び今度は専門学校に入学してくる方の例などもわかりやすくお話しいただきました。
今年度はコロナ禍のなか、異例尽くしの年となっておりますが、リアルでの開催が実現いたしましたのも皆様のご協力の賜物であると深く感謝申し上げます。お忙しいところご協力いただきました関係各方面の皆様、会場を快くご提供いただきました、学校法人小山学園様、そして本会にご参加いただきました皆様にこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
東京都高等学校進路指導協議会(都高進) 事務局