2013年2月16日土曜日

平成25年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(平成24年12月末現在)に関する調査について(文部科学省発表)

文部科学省報道発表(平成25年2月15日)
平成25年3月高等学校卒業卒業予定者の就職内定状況
(平成24年12月末現在)
に関する調査について

 文部科学省では、高等学校卒業者の就職状況を把握し、就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために、平成25年3月高等学校卒業予定者の就職状況を調査し、このほど、平成24年12月末現在の状況をとりまとめましたので、公表いたします。


<調査の概要>
  •  本調査は、今春の高等学校卒業予定者で就職を希望する者の就職内定状況を平成24年12月末現在でとりまとめたものである。本調査は昭和51年度から実施しており、調査方法は、国立については国立大学法人、公立については各都道府県教育委員会、私立については各都道府県知事部局を通じて行った悉皆調査である。
  •  本調査は各年度の10月末現在、12月末現在、3月末現在の状況を調査している。
  •  厚生労働省も高校生の就職内定状況について類似の調査を行っているが、これは学校及び公共職業安定所を通して求職している者のみを調査対象としている。一方、本調査は、就職を希望する者全員を対象としており、母集団が大きい。
<結果の概要>
  1. 就職希望者数・就職内定者数等
     卒業予定者 約109万5千人
     就職希望者 約 19万1千人
     就職内定者 約 15万8千人
     就職希望者のうち未内定者 約3万3千人(男子約1万6千人、女子約1万7千人)
  2. 就職内定率(就職内定者の就職希望者に対する割合)
     82.8%(前年同期比 2.4ポイント増)

    ○男女別内定率
      男子 86.1%(前年同期比 1.7ポイント増)
      女子 78.2%(前年同期比 3.6ポイント増)

    ○学科別就職内定率(内定率が高い順)
      「工業」(92.7%)
      「福祉」(88.2%)
      「農業」(85.1%)
      「商業」(84.5%)
      「水産」(84.5%)
      「総合学科」(80.7%)
      「家庭」(79.4%)
      「情報」(78.0%)
      「普通」(74.6%)

    ※「看護」及び「その他」の学科は除く。看護に関する学科は看護師5年一貫課程が主となるため、列記していない。

    ○都道府県別内定率
      内定率が高い県:富山県(93.7%)
                 石川県(92.3%)
                 岩手県(91.1%)
                 山形県(90.8%)
                 佐賀県(90.8%)
      内定率が低い県:沖縄県(55.8%)
                 和歌山県(71.6%)
                 北海道(73.2%)
                 大阪府(74.3%)
                 神奈川県(75.7%)

    ○東日本大震災における被害が甚大な3県
      岩手県 91.1%(前年同期比 2.5ポイント増)
      宮城県 87.4%(前年同期比 7.0ポイント増)
      福島県 90.4%(前年同期比 6.2ポイント増)
以上

詳細については、下記 文部科学省のサイトより



都高進(東京都高等学校進路指導協議会)事務局

2013年2月14日木曜日

「平成24年度 新規高卒者就職問題連絡会議」に参加してきました


都高進より「平成24年度新規高卒者就職問題連絡会議」のご報告

 2月1日(金)に「平成24年度新規高卒者就職問題連絡会議」が厚生労働省(霞ヶ関中央合同庁舎5号館)にて開催されました。この会議は厚生労働省、文部科学省と現場の進路指導の教員が毎年定例で開催しているものです。文部科学省からは児童生徒課長補佐、指導調査係長が出席し、厚生労働省からは若年者雇用対策室長久知良俊二氏、同じく室長補佐吉田勉氏、キャリア形成支援室長補佐の永井祐一氏が出席されました。また全国高等学校進路指導協議会として、全都道府県から進路指導協議会の事務局長が出席し、今年度の高卒就職について報告および意見交換が行われました。

 初めに久知良氏より今年度の高卒就職状況の説明があり、学校とハローワークとの連携がさらに進展し、昨年度に比べ内定率が向上した点が述べられました。また永井氏は高校中退者情報の共有に触れ、地域若者サポートステーションと学校との連携を今後推進していく旨、説明がありました。サポートステーションは現在の116カ所から、次年度には160カ所まで増やすとのことです。
また高等学校側から今年度の就職状況として、違反質問の増加、採用選考試験の長期化、発達障害を持つ生徒の指導が以前にも増して難しくなっている状況などが報告されました。また今年度からの求人票の改訂により、現場での混乱が生じた旨の報告がありました。特に、文字が小さい点と、「職場見学」が「選考」の欄に付されている点に改善が施されるかどうかについての質問がありました。それに対し厚生労働省側は、「今後順次見直していきたい」とする一方、システムの改修に相当な経費が伴うため、最長で5、6年後のシステム全体の更新時までかかる可能性があるとの説明がなされました。当分現在の求人票が維持されるものと思われます
 なお、各学校におかれましては現在次年度の「進路の手引き」等の改訂作業を進められていることと思いますが、本ページより求人票のダウンロードができますので、ご活用いただければ幸いです。


平成24年度から利用の始まった『求人票(高卒)PDF版』(白紙のもの)は、こちらよりダウンロードできます。

ここよりダウンロード ⇒ 求人票(高卒)(白紙バージョン).pdf


都高進(東京都高等学校進路指導協議会)事務局

2013年2月9日土曜日

進路指導お役立ちサイト

進路指導お役立ちサイト

教員向け教育情報サービスを提供するサイトを集めてみました。進路指導の際のデータとして、利用できると思います。

  1. ベネッセ教育研究開発センター
    URL  http://benesse.jp/berd/index.shtml
    概要 ベネッセ独自の調査・研究に基づく教育情報を発信、学校向け情報誌に掲載している教育動向や学校の実践事例、子どもや教育に関連したさまざまな調査の報告書、調査データなどを公開しています。

  2. リクルート進学総研
    URL  http://souken.shingakunet.com/
    概要 「高等教育機関の経営者向けの専門誌の企画制作」、「高校の先生を読者対象とする進路指導・キャリア教育の専門誌の企画制作」、「高等教育機関、高校生、進路選択に関する各種調査や社外に向けての情報発信」を行っています。

  3. マイナビ進学 進路サポートネット
    URL  http://shinro-saponet.mynavi.jp/
    概要 進学から転職まで、あらゆる人生の岐路において「自己実現」のきっかけとなる情報を発信するマイナビが、高校・中等教育学校の教職員の皆様や保護者の皆様に向けて様々な情報を発信させて頂きます。

  4. さんぽう進学ネット 高校の先生のためのキャリア教育研究
    URL  http://www.sanpou-s.net/teachers/
    概要 高校教員の皆様の進路指導に役立つ、厳選された進路情報を紹介しています。キャリア教育の最新事情から、進路指導の現場で活躍する先生のインタビュー、さんぽう独自のアンケートまで「キャリア教育」の素材としてご利用いただけます。

  5. 旺文社 教育情報センター
    URL  http://eic.obunsha.co.jp/
    概要 高校の先生、大学の教職員、すべての教育関係者の方々へ、「高校×大学」をつなぐ教育情報を提供します。「今月の視点」「教育情報」「入試情報」「入試動向分析」などの情報を提供いたします。


都高進(東京都高等学校進路指導協議会)事務局

2013年2月3日日曜日

各大学の奨学金制度(学内奨学金・授業料等減免制度・徴収猶予制度)について

日本学生支援機構の「各大学の奨学金制度」に関する調査報告について

独立行政法人日本学生支援機構が、平成25年度入学者に対する各大学における学内奨学金、授業料等減免制度及び徴収猶予制度(外国人留学生のみを対象とした制度は除く)について調査を実施しました。その調査結果が報告されました。

【調査期間】 平成24年12月
【調査対象】 国内の大学・大学院、短期大学
【調査制度】 学内奨学金制度、授業料等減免制度、徴収猶予制度
【掲載校内訳】
○国立大学・大学院 ・・・ 76校
○公立大学・大学院 ・・・ 60校
○私立大学・大学院 ・・・ 416校
○公立短期大学 ・・・・・ 12校
○私立短期大学 ・・・・・ 180校



上記サイトには、各大学からの回答に基づき、学生への経済的支援情報を一覧表(PDF)にまとめて、ダウンロードできるようになっています。

都高進(東京都高等学校進路指導協議会)事務局