2024年1月14日日曜日

令和5年度「大学進学指導研究協議会」開催のご報告

 都高進より令和5年度「大学進学指導研究協議会」開催のご報告


令和5年12月8日(金)に令和5年度「大学進学指導究協議会」を工学院大学高層棟3階アーバンテックホールにて開催いたしました。

第Ⅰ部では「2024年度大学入試動向と2025年度新課程入試について~一般入試と総合型入試の行方~」をテーマに駿台予備学校教育支援事業部副統括の新井智恵氏にご講演いただきました。


まず大学入試の現状として、受験人口は1992年をピークに年々減少を続け、現在はピーク時の約半分(約53%)であり、私立大学の約半数(53.3%)が定員割れを起こしている状況とのことでした。

次に、国公立大学志望者の動向としては難関国公立大学、関東主要国公立大学ともに志望者指数は減少しており、その背景として受験生のほとんどはコロナ禍中に高校生活を送っており、基礎学力不足のため5教科に取り組むだけの余力を備えた生徒が少ないことが挙げられるだろうとのことでした。

私立大学における系統別志望動向を見てみると、多くの系統で減少傾向が続いており、特に外国語、法、教育・教員養成の分野での減少が著しいとのことでした。大学別の志望者指数に関しては、早慶はともに減少傾向、青学についても様々な入試方法があることが要因となり大幅減少であるとのことでした。そのような中で、上智は前年度から導入した共通テスト(3教科型)での受験が可能なことを要因として志望者が増加傾向にあるとのことでした。

女子大に関しても多くの大学で志望者指数が減少しており、募集に苦慮している様子が伺えました。

受験校選定のポイントとしては「入れる大学」ではなく「入りたい大学」を選択することが大切で、自らチャンスを放棄せず、「入りたい大学」への志望を貫き、最後まで諦めないことが志望大合格へのポイントであるとのことでした。

受験直前期の指導法や併願の仕方、過去問の活用法などについてもお話しいただき、非常に有意義な情報を得ることができました。



2025年度新課程入試に関しては、国立大で「情報」を全学で全く利用ない大学はなし、公立大においては全学で全く利用しない大学は12%、選択科目として利用が51%、全学で必須科目とする大学は16%とのことでした。私立大学の状況としては、一般方式において大きな動きは現在のところなく、共通テスト利用方式において他教科との選択として利用するケースが大多数を占めるとのことでした。



第Ⅱ部では工学院大学学生プロジェクトの活動紹介として「理工学に関する創造活動を行う工学院大学学生プロジェクト」のタイトルの下に、自動車メーカーでの研究開発を幼い頃からの夢としていた学生がプロジェクトでの活動を通じ、社会人としての基礎的スキルであるコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、発想力等を身につけ、入学時から念願であった自動車メーカーへの就職内定を得るまでの充実した学生生活についてお話ししてもらいました。発表の中で語られていた「夢は諦めなければ必ず叶うので高校生にも頑張って欲しい」という言葉はぜひ私たちが日ごろ接している生徒にも聞かせたい一言でした。

お忙しいところご参加いただきました皆様、ご協力いただきました工学院大学様にこの場をお借りし御礼申し上げます。ありがとうございました。


東京都高等学校進路指導協議会(都高進)事務局


令和5年度「大学見学研究協議会」開催のご報告

 都高進より「大学見学研究協議会」開催のご報告

 

令和51124日(金)に多摩地区高等学校進路指導協議会(多摩高進)との共催行事として「大学見学研究協議会」を日本獣医生命科学大学(東京都武蔵野市境南町1-7-1)にて開催いたしました。大学全体の教育内容、および施設の概要についてご説明いただきました。


日本獣医生命科学大学は現在、獣医学部と応用生命科学部の2学部を有し、獣医学部では高度化が進む獣医療に対応する獣医師と獣医療に不可欠な愛玩動物看護師の養成を目指した教育を実施しています。2022年度に実施された第1回愛玩動物看護師国家試験では卒業生の合格率100%という結果を残しています。応用生命科学部では畜産業に携わる専門人材育成から畜産業界や食品業界において研究・開発職に従事する人材まで幅広いフィールドで活躍する人材を輩出しています。説明を伺う中で、本学が140年以上に渡り動物の保護と活用によって地域とつながり、世界とつながる質の高い教育を実践されていることを改めて実感いたしました。

全体説明の後、第1校舎E棟の施設見学ツアーを実施していただきました。



 こちらのE棟には獣医保健看護学科、動物科学科、食品科学科の研究室と実習室があり、実際の動物病院を模した実習室や食品加工用の実習施設など普段なかなか目にすることができない施設や機材を拝見させていただきました。



お忙しいところご参加いただきました皆様、そしてご協力いただきました日本獣医生命科学大学様にこの場をお借りし御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

東京都高等学校進路指導協議会(都高進)事務局

「第61回 専門学校究協議会」開催のご報告

 都高進より「第61回 専門学校研究協議会」開催のご報告

 

令和5125日(火)に東京都専修学校各種学校協会(東専各)との共催行事として「第61回専門学校研究協議会」を中央工学校21号館STEP(東京都北区王子本町1-26-17)にて開催いたしました。



今回は「建築専門学校の人材育成~AIDX時代の建築教育」を研究協議のテーマとし、第Ⅰ部の基調講演では中央工学校校長の松田正之先生を講師にお迎えし、「専門学校における建築教育と今後の課題」についてご講演いただきました。



昭和52年に専修学校法が施工されてから現在までそれぞれの時代に求められた建築教育、建築業界の現状、DX時代の建築教育に求められることと今後の課題等についてお話しいただきました。建築の分野において学生として、また現場で仕事に従事した者として、さらにはこの分野で活躍する人材を育成する教育者としての3つのお立場をご経験された先生だからこそ語っていただけるご講演内容とスライド資料は大変勉強になりました。

第Ⅱ部のパネルディスカッションでは、東京都立工芸高等学校の鈴木智和先生をコーディネーターに4名の専門学校の先生方にパネリストとしてご登壇いただき、「建築業界の最新動向と専門学校の人材育成」をテーマに研究協議を行いました。



建築分野の専門学校とはいえ各校の取り組みも多岐にわたり、人材育成の方法、教育内容もそれぞれであり大変興味深いお話しを伺うことができました。特に「建築DX化」に向けた建築BIMBuilding Information Modeling)を活用した今後の将来展望についての情報はこの分野を目指す高校生にも知っておいて欲しい情報だと思いました。

また、第Ⅱ部の後半では文部科学省専修学校教育振興室の船木茂人氏に今後の専門学校の振興についてもお話しいただきました。

お忙しいところご参加いただきました皆様、そして本会を開催するにあたりご協力いただきました東京都専修学校各種学校協会様、パネルディスカッションでご登壇いただきました専門学校の皆さま方にこの場をお借りし御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

東京都高等学校進路指導協議会(都高進)事務局

2024年1月1日月曜日

2024(令和6)年 元旦

 


明けましておめでとうございます。

旧年中は、「総会および研究協議大会」「大学進学指導研究協議会」「大学見学研究協議会」「専門学校研究協議会」に、多くの先生方や関連各位の皆様にご出席をいただきました。誠にありがとうございました。

本年も、多くの先生方のお役に立てていただけるよう、「進路指導」「就職指導」に関する研究協議会の開催をおこなってまいります。

今後とも皆様のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。


東京都高等学校進路指導協議会(都高進) 事務局