過日、令和8年2月6日(金)に厚生労働省主催による「新規高等学校卒業者就職問題連絡会議」が実施されました。
本会議にはこれまで全国高等学校進路指導協議会(全高進)の各都道府県事務局長が出席しておりましたが、今年度は各ブロックの事務局長(10名)が参加する形式で実施されました。この会議は高卒就職者の現状や課題について国(厚生労働省・文部科学省)と直接意見交換ができる機会となっており、高校現場の声を全国で共有し、直接伝えることができる唯一の場として大変貴重な機会となっています。
厚生労働省からは令和7年3月新規高卒者の就職希望は13.8%(前年度比0.2%減)であること、
求人に関しては非常に好調で、求人倍率は4.10倍であること、近年の新規高校卒業予定者の就職内定率はおおむね98.0%と高い水準で推移しているとの報告がありました。
卒業後3年以内に離職する者の割合は高卒平均37.9%で、大卒平均の33.8%と比較してもここ数年大差がない状況となっているようです。また、傾向としては事業所規模が大きいほど離職率が低い傾向があるとのことでした。
このサイトではさまざまな職業に関する情報収集・職業探索ができるだけでなく、自己診断ツールを活用して自分に向いている職業を知ることもできるので、高校現場におけるキャリア教育教材としても有益に活用できるサイトであるとのことでした。
全高進から今年度の求人傾向や就職状況、採用試験における問題事例等についての報告の後、意見交換が行われました。例年挙がっている意見ではありますが、面接試験における違反質問が依然として無くならないこと、応募書類を郵送してから採用試験が実施されるまでに長期間かかる企業が多かったこと、内定式や研修会を授業日に実施する企業があることが報告されました。また、就職慣行(一人一社制)については、「一人一社」という言葉だけが独り歩きしてしまっており、高校生の就職活動は学校斡旋で行う(学校推薦型)ので、大学生や専門学校生の就職活動(個人活動)とは違うという認識が薄いので、このことに対する理解が深まるよう行政からも更なる周知をお願いしたいとの要望が出されました。
なお、求人票公開の時期を前倒しすることなどが検討されていた令和9年度3月新規高等学校等卒業者の就職に係る採用選考期日等については、これまでと変更なく進められることが確定いたしましたので、こちらでご報告申し上げます。
⇒ 令和9年3月新規高等学校等卒業者の就職に係る採用選考期日等とりまとめ
東京都高等学校進路指導協議会(都高進)事務局






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