都高進より令和7年度 第2回大学進学指導研究協議会のご報告及び御礼
過日、令和7年7月3日(木)に工学院大学をお借りして「令和7年度大学進学指導研究協議会」を開催いたしました。冒頭、都高進副会長の東京都立野津田高等学校の井上佳菜美校長先生よりご挨拶いただきました。続いて会場校挨拶として工学院大学入学広報部田中祥貴様よりご挨拶いただきました。
第Ⅰ部講演では、「年内入試の指導のポイント~総合型選抜・学校推薦型選抜の現状を踏まえて」というテーマで、講師に城南進学研究社の丹治直毅様にお招きし、ご講演していただきました。丹治直毅様におかれましては、昨年に引き続きご講演いただいております。はじめに、年内入試の現状と動向について説明されました。年内入試における合格の絶対条件についての確認から、指導の手順のポイント、志望理由書の内容構成、面接試験の回答内容、小論文の学習法まで具体的な実例を挙げて説明していただきました。とくに指導の初期段階では、情報収集を徹底させることが大変重要とのお話がありました。
第Ⅱ部では、工学院大学学生プロジェクト「学生フォーミュラ(工学院レーシングチーム)」の活動について報告していただきました。はじめにチームリーダーの工学部機械工学科3年生より、大学生活についての説明があり、中でも高校での学習と大学での学びの接続についてのお話が印象的でした。フォーミュラカーの設計・制作活動をはじめ、活動紹介動画まで大変魅力的な内容でした。
今回も数多くの方々のご協力のもと、大学進学指導研究協議会を無事に開催できました。お忙しいところご協力いただきました講師の皆さまを初めとした関係各方面の皆さまに深く感謝申し上げます。昨年度ならびに6月の研究協議大会から引き続き会場を提供していただきました工学院大学様には、改めて深く感謝の意を表したいと存じます。本当にありがとうございました。
本研究会が参加していただきました皆様方のお役に立てたのであれば幸いでございます。第3回研究協議会は、共通テスト・一般入試を中心に「2026年度大学入試の動向と受験直前期の指導法」に重点を置いての講演会を考えておりますのでぜひご参加ください。
東京都高等学校進路指導協議会(都高進) 事務局