2025年8月27日水曜日

「模範解答丸写し」幼稚園教諭免許取得報道について

 都高進より

 過日、各メディアにおいて報道されました「模範解答丸写し」幼稚園教諭免許取得報道について、首都圏保育専門学校フェア事務局ならびに全国幼稚園教員養成機関連合会より別紙の通り案内通知が提示されました。

 記載にもありますが、本件は、自校のカリキュラムでは幼稚園教諭免許の取得ができない専門学校が、通信制の短期大学に併修(教育連携)する仕組みにより、併修先の短期大学との間に端を発した問題であり、文部科学省から指定を受けた「指定教員養成機関」につきましては、今回の件に関して一切関係はありません。

別紙資料をご確認いただき、この件につきまして 保育専門学校全体として取り扱われる事の無いようご留意いただきます様、お願い申し上げます。


東京都高等学校進路指導協議会(都高進) 事務局


令和7年度「大学進学指導研究協議会」開催報告

都高進より令和7年度 第2回大学進学指導研究協議会のご報告及び御礼


過日、令和7年7月3日(木)に工学院大学をお借りして「令和7年度大学進学指導研究協議会」を開催いたしました。冒頭、都高進副会長の東京都立野津田高等学校の井上佳菜美校長先生よりご挨拶いただきました。続いて会場校挨拶として工学院大学入学広報部田中祥貴様よりご挨拶いただきました。

第Ⅰ部講演では、「年内入試の指導のポイント~総合型選抜・学校推薦型選抜の現状を踏まえて」というテーマで、講師に城南進学研究社の丹治直毅様にお招きし、ご講演していただきました。丹治直毅様におかれましては、昨年に引き続きご講演いただいております。はじめに、年内入試の現状と動向について説明されました。年内入試における合格の絶対条件についての確認から、指導の手順のポイント、志望理由書の内容構成、面接試験の回答内容、小論文の学習法まで具体的な実例を挙げて説明していただきました。とくに指導の初期段階では、情報収集を徹底させることが大変重要とのお話がありました。

第Ⅱ部では、工学院大学学生プロジェクト「学生フォーミュラ(工学院レーシングチーム)」の活動について報告していただきました。はじめにチームリーダーの工学部機械工学科3年生より、大学生活についての説明があり、中でも高校での学習と大学での学びの接続についてのお話が印象的でした。フォーミュラカーの設計・制作活動をはじめ、活動紹介動画まで大変魅力的な内容でした。

 今回も数多くの方々のご協力のもと、大学進学指導研究協議会を無事に開催できました。お忙しいところご協力いただきました講師の皆さまを初めとした関係各方面の皆さまに深く感謝申し上げます。昨年度ならびに6月の研究協議大会から引き続き会場を提供していただきました工学院大学様には、改めて深く感謝の意を表したいと存じます。本当にありがとうございました。

本研究会が参加していただきました皆様方のお役に立てたのであれば幸いでございます。第3回研究協議会は、共通テスト・一般入試を中心に「2026年度大学入試の動向と受験直前期の指導法」に重点を置いての講演会を考えておりますのでぜひご参加ください。

東京都高等学校進路指導協議会(都高進) 事務局


令和7年度「大学進学指導研究協議会」開催報告

都高進より第1回大学進学指導研究協議会開催のご報告

過日、令和7年6月19日(木)に工学院大学にて令和7年度大学進学指導研究協議会を開催いたしました。冒頭、都高進副会長の東京都立小川高等学校の山田智美校長先生よりご挨拶いただきました。続いて会場校挨拶として工学院大学入学広報部西岡純隆様よりご挨拶いただきました。

本部会は、年3回(6月と7月、12月)に研究協議会を開催しています。第1回大学進学指導研究協議会は、「地域や企業、学校外と連携したキャリア教育とその実践~アントレプレナーシップ教育がめざすもの~」をテーマに、講師にデロイトトーマツの後藤燿様、朝日新聞出版営業本部メディアビジネス部永尾純子様、東京電機大学中学校・高等学校の池田巧先生をお招きしました。今回の研究協議会は、パネルディスカッションやワークショップを通じて協議を深めていきました。ファシリテーターを永尾様が務められ、はじめに講師の方々の自己紹介とともに活動紹介がありました。後藤燿様によるアントレプレナーシップ教育についての説明の後、池田先生に学校現場でのアントレプレナーシップ教育の取組みについて発表していただきました。そこでは、探究学習との違いや学校連携の有用性と進路指導への意義について述べられ、「TIBS Students」(東京都のプログラム)を活用しての実践例が紹介をされました。最後に、グループワークを通じて、情報交換と議論した内容の全体共有ができました。アントレプレナーシップ教育の必要性や個人の活動から組織的継続的な活動へと推進していくためにはどうしていくかが問われました。

 今回も数多くの方々のご協力のもと、今年度最初の大学進学指導研究協議会を無事に開催できましたこと改めまして皆さまに深く感謝申し上げます。昨年から引き続き会場を提供していただいた工学院大学様には、改めて深く御礼申し上げます。また、講師を引き受けていただいた後藤燿様、永尾純子様、池田巧先生におかれましては、特段のご協力とご配慮をいただき感謝の意を表します。

今回参加していただいた先生方からの感想やご意見を参考に、今後とも役立つ研究会、大学見学会を企画して参りますので、先生方の積極的なご参加をいただければうれしく思います。

東京都高等学校進路指導協議会(都高進) 事務局