2011年2月3日木曜日

「都高進第二回職安担当者会議」開催のご報告

都高進より職安担当者会議開催のご報告

去る2月1日(火)に「都高進第二回職安担当者会議」が開催されました。


各高等学校よりお寄せいただきましたアンケートをまとめ、「平成22年度新規高卒者就職問題連絡会議」に向けた最終の意見集約を行いました。

平成22年11月末現在の都内の高卒就職状況につきましては、求人倍率3.66、就職内定率56.3%となっておりますが、内訳は事務職の激減など、生徒の希望する職種が減少して、以前よりミスマッチの可能性が高まっています。また、今年度の傾向として特に関東近県から都心の会社を希望し、合同面接会や会社説明会に参加する生徒が増加している点が挙げられています。さらに、採用選考試験が、長期化するとともに、面接、SPI、クレペリン、職業適性検査、作文、グループディスカッションを組み合わせるなど、幅広い能力を試される例が報告されています。また、大卒、専門卒と競合する場面が増え、高卒求人に初めて参入してきた企業などが、違反質問をするなど、問題事例が報告されました。

厚生労働省への報告にあたり、お忙しい中アンケートにご協力いただきました各高等学校の先生方におかれましては、大変お世話になりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。また、詳細につきましては次年度5月発行の都高進紀要で掲載致しますので、ご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


都高進(東京都高等学校進路指導協議会)事務局長
浦部ひとみ(東京都立足立高等学校 主幹教諭)

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