2020年3月19日木曜日

「多摩高進版 改訂求人票の見方」について

都高進より「多摩高進版 改訂求人票の見方」について

 平素より大変お世話になっております。さて本年1月から使用されている改訂求人票について、本会では多摩地区高等学校進路指導協議会と連携し、実際に現場で指導にあたる教員の意見をもとに、活用の仕方について検討を重ねてまいりました。この度「多摩高進版 改訂求人票の見方」として多摩地区内の高等学校に配布が終了したところでございますが、本会におきましても就職指導の参考になると考え、ブログにアップさせていただきました。
ファイルのダウンロードは可能となっておりますので、各高等学校での「進路の手引き」や就職指導の際の資料など、必要に応じてご活用ください。またその際、本会への承諾の必要はありませんが、営利目的などでの使用はご遠慮いただきますようお願いいたします。以下に、改訂求人票についての確認すべき点を挙げておきます。
なお本資料につきましては、次年度以降も順次更新の予定です。 
 
   A.改訂求人票で表示の位置が変わった項目
     ①Web公開の可否  表面右上欄外に移動 
     ②応募前見学の可否  裏面の「4.選考」欄に移動
   B.「職種」は表示されているが表示欄の項目名はなし
     ①職種は「2.仕事の情報」欄の「就業形態」と「求人数」
      の間に表示
   C.今回の改訂で表示されない主な項目
     ①手取額
      (代わりに支給月額=a基本給+b例月手当+c固定残業代)
     ②所得税    ③社会保険料    ④寮費
     ⑤食費     ⑥宿舎の詳細(記載欄には有無のみ)
   D.表示に反映されていない、もしくはデータ送信上のミスがある
     可能性の箇所
     ①入居可能住宅欄が空欄になっている求人票が多数ある。
      補足欄や特記欄に記載がない場合は寮や住宅の有無が確認
      できない。
     ②「月額(a+b+c)」の欄が空欄になっている求人票が多数
      ある。
                   *①、②は同時の傾向がある。
   E.有給休暇についての、誤解を招きやすい箇所(重要)
     ①「入社時」の数より「6ヶ月後」の数の方が少なく(0の場合あり)
      有給休暇が減少(消滅)するような表示の求人票がある。厚労省
      によれば有給休暇日数は「その時点で何日与えるか」であり、
      6ヶ月後に追加付与がなければ「0表示」で問題はない、との
      こと。(例:「入社時4日、6ヶ月後6日」とあれば、有給休暇
      付与日数は合計で10日となる。従って入社時から10日で追加
      がない場合は「6ヶ月後0日」と表示される。)

2020年1月改定求人票
  ※画像を印刷してご利用ください。
   画像を右クリックして、ショートカットメニューを表示。
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   してクリック。画像を保存して利用してください。

求人票の白紙バージョンは、こちら「新規高卒求人票(令和2年1月以降運用)について」の記事でご案内しています。


東京都高等学校進路指導協議会(都高進) 事務局

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