2024年7月23日火曜日

令和6年度「第2回大学進学指導研究協議会」開催報告

都高進より令和6年度 第2回大学進学指導研究協議会のご報告及び御礼


過日、令和6年7月4日(木)に工学院大学をお借りして「令和6年度大学進学指導研究協議会」を開催いたしました。

第1部では、講師に城南進学研究社の丹治直毅氏をお招きし、「年内入試の指導のポイント~総合型選抜・学校推薦型選抜の現状を踏まえて」というテーマでご講演していただきました。はじめに、年内入試の現状と動向について説明されました。すでに、私立大学中心に50%実施されている年内入試はますます拡大していく状況で、今後も教育現場では探究していく力の育成がさらに必要と言及されました。講演では、年内入試における合格の絶対条件や指導の手順のポイント、志望理由書の内容構成、面接試験の回答内容、小論文の学習法まで、具体的な実例を挙げて説明していただきました。とくに指導の初期段階では、情報収集を徹底させることが重要とのお話がありました。

第2部では、工学院大学の入試方法の一つである「探究成果活用型選抜」で入学された一期生(工学部電気電子工学科の4年生)より、「VRプロジェクト」(理工学に関する創造活動を行っている学生グループ)についての概要説明と活動の報告がありました。また、ご自身の進路選択・進路実現のプロセスを語っていただきました。プレゼンは大変分かりやすく、何よりも大学に入学後、自分自身と向き合い、常に課題を見出し学んでいる姿が印象的でした。



 今回も数多くの方々のご協力のもと、大学進学指導研究協議会を無事に開催できました。お忙しいところご協力いただきました講師の皆さまを初めとした関係各方面の皆さまに深く感謝申し上げます。昨年度ならびに6月の研究協議大会から引き続き会場を提供していただきました工学院大学様には、改めて深く感謝の意を表したいと存じます。本当にありがとうございました。

本研究会が参加していただきました皆様方のお役に立てたのであれば幸いでございます。第3回研究協議会は、2025年度大学入試の動向と受験直前期の指導法に重点を置いての講演会を考えておりますので、ぜひご参加ください。

東京都高等学校進路指導協議会(都高進) 事務局 

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