平成30年度「大学進学指導研究協議会」が、平成30年12月6日(木)に工学院大学新宿キャンパスにて開催されました。第一部として駿台予備学校池袋校校舎長の時田珠里先生に「受験直前期の指導法~GMARCH以上の合格を目指す道~」というテーマでご講演いただきました。時田先生には本会のために作成いただきました多くのスライドを元に、大変詳しく、また具体的なご説明を頂戴いたしました。
まず確認事項として受験前のネット環境の整備や、センター試験受験の際のマークミス回避などの指摘がありました。また、同じGMARCHでもいわゆる偏差値でかなりの差が生じていたり、キャンパスの都心回帰で人気が上がったりなど、大学、学部ごとの動きを細かく見ていく必要があるとのことでした。さらに、いわゆる「仮面浪人生」として、4月から6月にかけて在学中の大学を辞めて予備校に行きたいという申し出が増えている現象に対し、行きたい大学を受けていない、やり切った感がない、行きたい学部ではなかった、など、現役時代の受験経験が大きく影響を与えているとのことでした。また、併願の可否や英語の外部検定試験、数学を入れるだけで「ライバルが減る」文系学部などの例が挙げられました。おしなべて、今年の受験については昨年度までと大差はないが、来年度は大幅に浪人生が減る可能性が高いことから、受験に対して例年以上の特別な対策が求められることは想定しにくいとのことでした。
本研究協議会のための特別仕様の配布資料、および説明内容につきまして、この度もご参加いただいた方々から、大変ご好評をいただきました。
また第二部として、工学院大学様より学生の方によるプレゼンがありました。
お忙しいところご登壇いただきました時田様、そしてご参加いただきました多くの皆様方、ご協力いただきました工学院大学様にこの場をお借りし、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
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